ぐらんざ人

俳優 エディ・レッドメイン

西岡裕子=文
text:Hiroko Nishioka

あの”ファンタビ”がいま、ふたたび!
 全世界で興行収入約900億円という驚異的な数字を叩き出し、世界中を魔法の興奮に巻き込んだ前作から2年。さらにパワーアップした『ハリー・ポッター』魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が、いよいよ公開となる。
 前作に続き、主人公のニュート(ホグワーツ魔法学校の卒業生であり、シャイでちょっぴり不器用な魔法動物学者)を演じるのが、『博士と彼女のセオリー』(14)でアカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインさんだ。前作のラストで正体を暴かれた闇の魔法使い・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)に真っ向から戦いを挑むという本作。彼を追って、ニュートとおなじみの仲間たちが向かった先はパリ!ともに悪と戦う仲間として新たに加わるのは、ホグワーツ魔法学校の恩師・ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)…とくれば、期待は高まるばかりだ。
 もちろん、ユニークな魔法動物(ビースト)たちの愛嬌たっぷりのお騒がせぶりも見逃せない。
「お気に入りの魔法動物は?」との問いに、エディさんは茶目っ気たっぷりに答えてくれた。
「本作では、かわいいニフラー(カモノハシ+モグラ!?)の赤ちゃんが登場するから、きっと好きにならずにはいられないよ」
 前作を観て、ニフラーのつぶらな瞳の虜になった人なら必見だ。

共演者やスタッフはファミリーだよ
 最大の見せ場となる魔法が飛び交うバトルシーンについて。
「とにかくスケールがすごいんだ!脚本を読んでいる時点では、物理的に実現することが果たして可能なのか、僕には疑わしかったね。にも関わらず、デイビッド・イェーツ監督は、ただひたすらに撮っていくんだ。少しずつ着実に。全く動じずにね」と答えたエディさんは、さらに監督について、こう語る。
「監督のファミリーの一員として、また仕事をすることができたことは素晴らしい体験だったよ。現場はみんな、とても協力的で温かい雰囲気に溢れているんだ。この映画のような超大作では他の部署と対話の機会が持てないことも多いんだけど、本作に限ってそんなことは全くなかったよ。視覚効果のスタッフや魔法動物を設計するアーティストらとは、撮影に入る何か月も前から話し合って、お互いにアイデアの交換ができたんだ。おかげで今回、2作目の撮影に戻ってきたとき、彼らとの関係は、ずっと深いものになっていたよ。以前は俳優と視覚効果のスタッフとは接触しないようにいわれていたものだけど、監督は、積極的に対話を持つように勧めてくれたんだ。これこそが、デイビッド・イェーツ監督が築いたファミリーなんだ!」
 次々に繰り出される圧巻の魔法合戦と、二重三重におもしろさが交錯するストーリーはもちろん、キャストとスタッフのすばらしい団結が、本作に、いっそう魅力的な魔法をかけているようだ。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
監督:デイビッド・イェーツ 脚本・製作:J.K.ローリング
出演:エディ・レッドメイン、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ ほか
◎11月23日(金・祝)より
 T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ トリアス久山、シネプレックス小倉ほかにて公開

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