インタビュー

映画『ばぁちゃんロード』女優・文音(あやね)さん、篠原哲雄監督

結婚を間近に控えた根っからのばぁちゃんっ子の孫娘と、足を怪我して施設で暮らす祖母の物語。「ばぁちゃんとバージンロードを歩きたい!」という孫娘の願いが、施設に引きこもったまま心を閉じかけていた祖母を動かし、2人でその目標に向け奮闘していく─。

©2018「ばぁちゃんロード」製作委員会

 

 

今回、孫娘の夏海役を演じる女優の文音さんと篠原監督が来福。作品にかける思いを伺った。

─「自然体を目指していこう」とした篠原監督と、「役柄に共感するポイントがたくさんあった」と話す文音さん。撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

文音:監督は台詞が終わってもなかなかカットをかけないんですよ。最初はそこに戸惑いもありましたが、台本にないことを自然にやったシーンが次のシーンに活きたり。やればやるほど夏海っていう役にどんどん入っていけて楽しかったです。役者として挑戦的な現場でもありました。

篠原監督:草笛さん演じるおばあちゃんのキヨと夏海が2人で散歩するシーンなんかは、台本では一行しか書かれていなくて、設定だけ説明してちょっとやってみましょうかっていってやっていたんですけど、テスト3回ぐらいで本番って時に、草笛さんが自然と『この道』って歌を歌ってくれて。アドリブで自然に出てきたその歌が後に主題歌になったんです。台本にはそんな指定なかったのですが、そのようにいい感じで現場ができていましたね。

 

─夏海がおばぁちゃんの役に立ちたくて通った介護職員初任者研修では、実際にやっている研修で講師の方に講義、指導を受けながら撮影したとか。そこで学んだことはありますか?

文音:「自立支援」っていうんですけど、介護は“やってあげる”のではなく“サポートする”という気持ちでやってくださいと言われました。自身ができることを伸ばしてあげて、それをサポートするっていう感覚でやることが大切なんだと。

 

誰しも起こりうる日常をやさしく描いたこの作品。果たして、夏海のバージンロードはどうなるのか。撮影時は監督でさえも緊張したというクライマックスのシーンは見応えたっぷり。心あたたまる時間をスクリーンで。

■映画『ばぁちゃんロード』

監督:篠原哲雄

出演:文音、草笛光子、三浦貴大、桜田通、鶴見辰吾

配給:アークエンタテインメント

5月19日(土)より中洲大洋にて公開(※イオンシネマ戸畑は公開中)

公式サイトhttp://baachan-road.com/

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