マネー特集

Date:2014年11月26日11時36分 | Category:特集 | Writer:ぐらんざ編集部
イマ、考えたい
おとな世代のお金のはなし



これから先お金と上手にお付き合いするにはどうすればいい?
豊かな老後の暮らしのために、お金にかかわる問題ときちんと向き合いたい。
そんなあなたに、ぐらんざが豊かなセカンドライフの為のかしこいマネー運用のお話を特集いたします。


まずライフプランを考え、
お金を管理し、貯蓄をすること。


 お金の話って、難しそう。
みんなで集まって、お金について語った経験はあまり無いのでは?
それは日本では慣習的にお金の話はタブーだったからです。
欧米ではすでに義務教育でお金と生活について教えられています。
お金と向き合うことは安心と向き合うこと。大切な“お金”について、今一度考えてみませんか?

 ポイントは、今後のライフプランを描いてみること。
今、人生のどの時点にいるか、今後の人生はどのようにしたいか?

 平均余命という指標をご存知ですか?
これはある年齢の人があと何年生きられるのかを表したものです。
シニア世代のライフプランを作成する上で一番のポイントは平均寿命ではなく平均余命で考えてみるということです。
1ヶ月の生活費が20万円として×12ヶ月×3年、なんと3年で720万円も違ってくるのです。
今お金はどれくらいあるのか?今後の見通しは?これからの人生についてよく考えてみること、
お金の問題と向き合うことが、より安心できる生活に向かう出発点となります。
すると課題もいろいろと見えてきます。人生や生活に関する希望を書き出してみて下さい。希望を実現するためにどの程度のお金が必要か?お金に関する現在の状況(収入と支出、資産とローンなど)、と今後の見通しを把握することが大切です。「これだけのお金が生活費にとってあればまず安心」と思える額を貯蓄しましょう。お金の運用については、必要な貯蓄を確保し、心のゆとりを保てるようにした上で、「当面は使う予定のないお金」の範囲内で行なうことが望まれます。

 いずれにせよ、投資できるお金がいくらあるのかをきちんと把握して、
決して無理せず自分でしっかりと考えることが、豊かなセカンドライフを過ごすための重要なポイントになりそうです。




定期預金 34.6%     ■その他の回答/ 
投資信託 17.7%     個人向け国債、外貨預金、 
貯蓄預金 14.3%     地方債、社債、不動産取引、 
株式投資 14.0%     FX(外国為替証、拠金取引)など 





老後の生活資金 44.6%        子どもに残すため 3.9%    
旅行資金 16.5%           さらなる資産運用の元本 2.7%
趣味など自分の楽しみのため 16.0%  慈善団体やNPOなどへ寄付 0.8%    
老人ホームなどの入居資金 8.4%    起業資金 0.4%      
住宅取得・リフォーム 6.6%      その他 0.2%        



あらためて知りたい
8つのマネー運用術


“豊かなセカンドライフの実現の為に、マネー運用をしてみたい。”

“貯蓄や運用に興味があるけど、金融商品が多すぎて違いがよく分からない。”

“金融取引でトラブルにあわないか心配・・・”
そんな疑問や不安を持っている方は多いはず。
今回は運用のスペシャリスト、ファイナンシャル・プランナーの
古館伸二さんにお話を伺ってみました。


お金の運用に近道はない
基礎からじっくりと勉強すること


 これからの資産運用について、伺ってみました。
「まず、沢山ある金融商品のことを知ることも必要ですが、経済のことを知ることも大切です。
例えばバターが品薄になれば、価格が高騰します。
物価上昇の側面ですが、このような状況を常に敏感に把握し、経済的なリスクを知っておく必要があります。

その為には知識を増やすことが大切です。
50代からのマネー運用で大切なことは、『守りつつ増やす』。
無理せず“ローリスク・ミドルリターン”、そんな視点で商品を見つけて下さい。
売れている商品は必ずしも自分に合った商品とは限りません。
例えば勧められるままに買うのではなく、即答は避け一度持ち帰って、自分でじっくりと検討してみる。
何事も疑ってかかるという意識をいつも持っていて下さい。

 マネー運用の基本は分散です。
投資をする上ではリスクを抑えるために分散させることが大切です。
つまり時間の分散、エリアの分散、これは世界中ということです。
そして一つに偏らない商品の分散です。

いずれにせよ、ライフプランを考え、余裕のあるお金を自分で認識し、
いくら運用に廻せるかを決め、自分に合った商品を見つけることです」。

 かしこいマネー運用とは、勉強して自分で考えてみることがポイントのようです。
まさに、お金を増やすことに近道はありません。
いい話には裏があると思った方がいいかもしれません。
詐欺にあったり金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

勧められるものを鵜呑みにせず、まずは疑ってみるという視点を持ってみる。
そして自分で考え、本当に自分に合っている商品なのか?
自分に合った運用なのか?自分で勉強することです。

 もし迷ったらファイナンシャル・プランナーに相談するのも手です。
そしてドクターと同じくお金の世界もセカンドオピニオンが安心です。
複数のファイナンシャル・プランナーや、
銀行などの専門家に相談してみるのもいいかもしれません。

 人生、これからが本番です。もっともっと楽しくしたいもの。
どうぞ自分に合った、かしこいマネー運用で豊かなセカンドライフを実現させて下さい。


今回教えてくださった方は…

ファイナンシャル・プランナー
古館伸二さん
(株)オールニュートラルの代表取締役社長。
福岡での金融商品仲介業、福岡「第1号」取得され、今年で設立20年を迎える。
「お金」に関するトータル的なプロとして「中立」「公正」な立場で相談者の話を聞き、
相談者の目的の達成や夢の実現をお手伝いしている。




≪定期預金≫
預けてから満期日まで原則として引出しが出来ない預金で、流動性が制限される一方、普通預金に比べて金利は高くなっています。

メリット
普通預金と比較して金利が高く、
元本保証。

デメリット
金利上昇局面では、長い預け入れ期間は不利。
インフレに弱い。



≪外資預金≫
一般に外国通貨(米ドル、ユーロなど)建ての預金商品。
外貨預金の種類には、当座預金、普通預金、定期預金、貯蓄預金などがあります。
また、外貨資金運用を補強するため、政府が手持ちの外貨の一部を、外国為替銀行に預金します。

メリット
外国通貨の高金利や為替差額のメリットを享受できる。

デメリット
円高になったら気をつける。
為替手数料が比較的高い。



≪国債・地方債≫
国債とは「国庫債券」の略で、日本国が発行する債券です。
地方債とは、地方公共団体(都道府県市)が発行する債券で、地元の道路、水道、病院などの公共施設の建設の財源をまかなうために発行されます。

メリット
債券のなかでは信用度が最も高く、
債務不履行リスクは最も小さい。

デメリット
中途で解約すると損失を被ることもある。
株や社債に比べ利回りが低い。



≪貯蓄型の生命保険≫
お金が貯まるタイプの保険の総称を、貯蓄型保険もしくは貯蓄保険と言います。
保険と貯蓄の両方の特徴を兼ね備えていて、積み立てられた保険料が満期日や解約時に戻ってくるタイプの保険です。

メリット
普通預金より利まわりがいい。
相続対策には抜群。

デメリット
固定金利ゆえに、
金利上昇局面ではむいていない。



≪投資信託≫
一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、
運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、
その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

メリット
小額からいろんな会社や国に
投資できる。

デメリット
元本が保証されていない。



≪株≫
株とは、企業が事業資金を調達するために、発行しているものです。
企業は、投資家が株を買ってくれた資金等を使って事業を拡大します。
「株を買う」ということは、株を発行している企業に出資を行い、事業資金を提供していることを意味します。

メリット
インフレに強い。
換金性が高い。株主招待券などの配当がある。

デメリット
元本保証はなく、値下がりのリスクも大きい。



≪不動産活用≫
お手持ちの土地や建物を有効活用するには、その目的や条件によって様々なパターンがあります。
土地を所有しているけれど、何かいい活用方法はないものか。
もっと収益が上がる不動産事業はないものか。不動産活用を考える人が増えています。

メリット
相続対策に向いている。インフレに強い。

デメリット
入居者が減ったり老朽化など
将来に不安がある。



≪FX≫
異なる2国間の通貨を取引きして、為替レートの差額を狙う手法と2国間の金利差を利用しスワップポイントをもらう手法があります。

メリット
元手がなくても大きな取引ができる。
24時間取引が可能で拘束期限もない。

デメリット
元本が保障されていない。
レバレッジをかけると、よりハイリスク・ハイリターンになる。