山本華世の食談義 一一三巡目

Date:2016年12月16日11時35分 | Category:食談義 | Writer:ぐらんざ編集部
本格焼き肉をオドロキの値段で提供
創業27年の老舗焼き肉店はいまだ予約が殺到中



土師俊範さん
久留米市出身。ホテル勤務を経て、飲食業の道へ。系列店から2年半前にベンジャミンランチの店長に。37歳。

 こちらは、89年オープンの老舗焼き肉屋さん。私もできたばかりの時から通ってるんですが、初めてうかがった時は焼き肉のお店とは思いませんでした。だってこの店名ですものね。すごく安くておいしいので、今回の撮影中もひっきりなしに予約の電話が鳴っています。なんたって黒毛和牛を使用した「昔ながらの秘伝カルビ」が1人前450円ですからね。

 「半年前にリニューアルしたばかりです。いちおう自社ビルなので、家賃がかからない分、リーズナブルな価格でお客様に提供できるんですよ」(店長の土師俊範さん)

 焼き物の中で私が好きなのはハラミかな。あ、それとスンドゥブもすごくおいしいので、よく頼みますね。焼き肉屋さんなのにすき焼きやしゃぶしゃぶのメニューがあるのもユニークなところ。さらにドリンクも、創作ハイボールやお値打ちワインなど種類豊富です。

 「オープンした頃はけっこう創作焼き肉みたいなスタイルの店だったんですよ。薄切り肉で野菜を巻いて食べたり。肉寿司なんかもいまはよく見かけますが、うちがハシリだったんじゃないかと思います。現在の人気メニューは、ステーキカットで食べごたえのある厚切り牛タンステーキですね」

 熟成肉や希少部位ブームの昨今でも、支えてくれているのは昔からのお客さんだとか。だから常連さんからの紹介で訪れる人が多いらしい。警固の交差点からすぐという立地で深夜3時まで営業してるので、早い時間はカップル、夜は同業者の来店も多いとも。

 「昔はぼくもあちこちの店を食べ歩いたりしたんですが、やはりうちの店のコスパは最高!おいしくてオススメですね(笑)」


ヒレ肉の近くの柔らかい部分「カイノミ」や、ロースの中でも最も美しいサシの入った「ザブトン」など希少部位いろいろ。Sサイズから注文できるので、少量ずつ多くの種類を味わえる。



ベンジャミンランチ
☎092・716・1231
福岡市中央区警固 1-13-9-2F/3F
●17:00〜翌3時(日祝日は〜翌0時)
●不定休