長くつき合う「明かり」について

Date:2017年01月18日09時35分 | Category:特集 | Writer:ぐらんざ編集部

新しい住宅やリノベーションなどを考える場合、照明の問題は、はずせません。
心やすらぎ、安全で快適なインテリアを実現させるためにもこれからは「明かり」にこだわってみませんか。

そろそろLED

街のイルミなどでもおなじみのLED。一度設置すれば電球交換のような手間が省けるのも主婦には助かります。

そもそもLEDとは?
発光ダイオード (LED) を使用した照明器具のこと。いまでは照明器具の主力光源となっていると言えます。
LEDを使用しているため、低消費電力で長寿命というのが消費者にとってはなによりの特徴。


 いまや家電製品の電球売り場にいけば、明らかに主力商品となっているLED電球。
長寿命が謳われているし、一時期より値段もずいぶん下がっているような。
光源である発光ダイオード自体が切れることは原則ありませんが、発売間もないころは粗悪な輸入品などで回路系統に不具合が生じる場合がありました。
また、チラツキが見られる場合もありましたが、最近の商品はすっかり改善されたようです。
一説には4万時間もつともいわれ、同じ照明時間で電力量も少なくてすむならいいことずくめですね。
点光源のため目に刺激が強いと感じる人のために、面発光するタイプの商品も発売されています。
シーリングタイプか、ペンダントタイプか、そろそろ明かりの衣替えを考えてみてもいいですね。


1室多灯のススメ

写真のようにダウンライトと間接照明をミックスさせることで陰影が生まれ、立体的で奥行のあるライティングに仕上ります。

 一般にリビングでもその他の部屋でも1室1灯にしているお宅も多いかと思います。
ただし、光は性質として一方向から照らすとどうしても単調になり、部屋を殺風景に見せかねません。
そこで色の違う複数の光をミックスさせることによって部屋の雰囲気に奥行を持たせることができます。
昔の家はシーリングライトの場合が多いですから、どうしても影のできない光のみを発することで平坦になりがちです。
そこで、メインのシーリングにダウンライトを組み合わせたり、間接照明を加えたりすることで部屋の温かみや広さをも感じさせることができるのです。
基本的には主照明に補助照明を組み合わせることで部屋全体に効果的に光をまわすことを意識します。


便利になりました


 昔は電気のスイッチといえば、オンかオフかの単純なものでしたが、最近はライトコントロールができる機種も増えつつあります。
時間や生活などに合わせて明るさを調節するものです。
無段階のものから3段階ほどのもの、壁に設置するスイッチ式のものに加え、照明器具とセットのリモコンタイプなどさまざま。
 就寝中にトイレに起きたりする際に、いちいち壁のスイッチを手さぐりで探してしまう人には便利な照明が。
足元の間接照明が人感センサーによって自動的につき、特に階段の手前などに設置すると効力を発揮します。
もちろんとなりで寝ている家族のじゃまにもなりません。



コントローラー式の機種なら全光100から0まで自在に明るさを調整。省エネにもつながります。


こちらが足元だけを照らすフットライト。
コンセント付のものを選べば、掃除機などをかけるのにも重宝します。




明かりにはこんな効果も

料理は素材の色やテリを際立たせることによって、よりおいしそうに。ダイニングの照明はそれを意識して電球選びを。

よくいう“色温度”とは?
照明に関してよく使われる色温度とは、物体が高熱をもつことで発光したときの色の度合いのこと。
炎などの赤い色は低く、真昼の太陽のような白い光は色温度が高いというように、照明に関しても同じ表現が使われます。


 照明は部屋を明るくするだけでなく、家具や食卓を華やかに見せる効果もあります。
特に色の再現性にすぐれた照明を使うことによって、女性であれば顔のしみやくすみを見えにくくする、食卓の料理をよりおいしそうに見せるなどの効果がある商品が各メーカーから発売されています。
特に食べ物をおいしく見せるには、テーブルを照らす主照明の色温度を高めに。


リビングではテーブルやソファの素材感を生かす照明が必要に。
詳しく説明してお店の人に相談をあおぐのもいいでしょう。




■取材協力/パナソニック リビング ショウルーム 福岡