山本華世の食談義 一二三巡目

Date:2017年10月20日13時01分 | Category:食談義 | Writer:ぐらんざ編集部
地元九州産を中心に厳選した食材を三種の炉端焼きで
ライブ感溢れるオープンキッチンと粋な空間で愉しむ



高橋賢吾さん(店主)
10年のフランス料理修行を経て、公邸料理人としてロシアへ。その後、福岡のステーキ店で肉を極めるという多彩な料理経験を生かして腕を振るう。

山本華世
FBS「めんたいワイド(山本華世のしゃれとんしゃあ!!)」、NEWスタイルメディア「カヨチャンネル」、その他、学校や行政の講演などで活動中。


 渡辺通りからちょっと入った細い路地裏で、黒漆喰のスタイリッシュな外観が目を引く「博多炉端 炉邸」は、この秋オープンしたばかり。実はここ、春吉にある会員制の炭火焼・水炊きのお店「春吉別邸」の二号店なんです。こちらは間口を広げて一般のお客様にも楽しんでいただきたいということで、1階はオープンキッチンになっています。とはいえ、そのエッセンスはしっかり受け継いでいるから、料理もお店の雰囲気も、実にしゃれとんしゃあ。

 中央のキッチンをL字型に囲むようにネタケースが配されていて、玄界灘近郊で揚がった新鮮な魚介をはじめ、熊本の赤牛や福岡の糸島豚、地元産の旬の野菜などがずらり。自分が注文した料理が目の前で調理されるんですから、これはもう、食欲をそそられますよね。

 「うちでは、それぞれの素材の旨みを引き出すために3種類の焼き方をご用意しています。まず土佐備長炭を使った炉端焼きは、炭火の上に網を置いて素材に火を入れていくので遠赤外線効果でこんがりジューシーに焼き上がります。原始焼きは、肉や魚を串に刺して炭火の周りに立て、距離を調節しながら焼くから外側はパリッと香ばしく中はしっとりふっくら仕上がります。800度もの高温で豪快に焼く藁焼きは、カツオやサバ、仔羊などを炙るのに最適。藁特有の燻製にも似た風味豊かな味わいが特徴です」

 店主の高橋さんのお話を聞きながら早速、焼きたてのお肉をいただけば、肉汁とともにジュワッと幸せが広がります。

 メニューには、焼き物やお造りのほか、アクアパッツァやパスタなどのイタリアンもあり、お酒もバランスよくそろっています。とりわけワインは福岡のフレンチで唯一ミシュランガイドの星に輝くグランメゾン「レザンドール」のオーナーソムリエ石井秀樹氏監修のもとに厳選しているそう。
 深まる秋、大切な人と、ぜひ訪れたいお店です。


産地や部位、火の入れ方による味の変化が楽しめる、
本日のお肉3種盛り合せ/一人前2,900円(※写真は二人前)





博多炉端 炉邸
☎092・406・4711
福岡市中央区渡辺通5丁目13-23
●16:30〜24:30(L.O.24:00)
●日曜定休
 (月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)