今月のひと ユウベル積善社株式会社 総支配人 田中正明さん

Date:2017年12月20日12時01分 | Category:今月のひと | Writer:ぐらんざ編集部

事前に考えておくことで、心にゆとりが。
ご家族の想いを実現するお見送りを



ユウベル積善社株式会社 総支配人 葬祭ディレクター1級 田中 正明さん


 みなさんは、最期のお別れについて考えたことはあるだろうか?

 創業80余年、福岡に5つの斎場を展開するユウベル積善社の総支配人、田中正明さんにお話を伺った。「親しい方が亡くなったとき、ご遺族は頭の中が真っ白に。ご説明をしてもなかなか伝わらない場合も多いものです。私自身、父を亡くしたのですが、その時はもう何も考えられませんでしたから。ご説明はなるべく簡潔に。その場でその都度、お問いかけをするように心がけています。ご遺族から第一報を頂いてから葬儀まで、ほぼ3日間という短いお付き合いですから、コミュニケーション不足にならないように、なるべく、つきっきりでお側を離れないように心がけています」と物静かに語る田中さんは、葬儀に携わって20年のベテラン。

 葬儀までの流れとポイントを簡単にご説明いただいた。
「まず病院から斎場に連絡するようにとお声かけがあります。その時は24時間いつでもご連絡ください。私共が病院にお迎えに上がり、ご自宅か式場にお連れします。そこで必要な打ち合わせを行ってから、会場設営、お通夜、葬儀という流れになります。ここで重要なのが葬儀の日程です。お寺やご親族に通知をしなければいけませんから。それと家族葬にされるか一般葬にされるかもお決めいただきます。
最近はあまり公表せずに、ごく親しい方だけで、というご家族が多いようです。ただ亡くなられた方に対して、こうしてあげたいという想いだけをお伝えいただければと思います。ご遺族の故人に対する想いを実現して差し上げたい、偲ばれる方ともそれを共有できる空間を作ってお見送りをしていただきたいと願っています」 

 「後になってこうすればよかったのに」という想いが残らないように、近年、ご自身で斎場を見学する方も増えているとか。事前に考えておくことで、心にゆとりも生まれるという。新規オープンしたばかりのユウベル積善社の福岡斎場 桜坂ホールでは12月28日(木)まで見学会を行っている。一度足を運んでみては?