【今月のひと】当たり前にある幸せを絵に。見る人の心に届きますように・・・

【今月のひと】当たり前にある幸せを絵に。見る人の心に届きますように・・・

イラストレーター Yosiさん


元々、絵を描くのが好きだったというYosiさん。沢山の出会いが重なり20歳の頃より活動を始める。

 その世界は、虹の中にいるかのようなカラフルでやわらかな色に囲まれ、そこにいる動物たちは皆、優しい表情を浮かべる—。見る者の心まで穏やかにしてくれる絵画を描くのは、イラストレーターのYosiさん。現在名古屋にアトリエを持ち、全国の百貨店やギャラリーにて個展や企画展を開催している。
 「僕が思い描く理想の世界は、なくしてから気づくことが多い、当たり前にある幸せな日常や、幸せで溢れた世界。具体的には、誰かと一緒に食事をするとか、旅をするとか、家族と一緒にいる時間、愛する人と話す時間など、幸せだという自覚が当たり前になって薄れてしまわないように、その時間(記憶)を切り取るイメージで描いています」。ゆえに、彼の描く絵はあたたかで、どこか懐かしさを覚えるのだろう。

「花の記憶~菜の花の筑後川~」は写真で見た筑後川の風景に感動し、自分が作り出す動物たちを旅させて、自分の代わりに見てきてほしいとの思いで描いたそう。

 基本的には一日中絵のことを考えて過ごしているというYosiさん。絵を描くことに行き詰まることはないのか尋ねてみた。「人の評価を気にしすぎてしまうと描けなくなることが多いです。そういうときは、自分の描きたいものや好きなもののことだけを考えて描くようにしています」。やった先に正解があるわけではないクリエイティブな職業は、ブレない信念が必要となる。それでも人に届ける仕事をしている以上、人からの言葉は大きな力をもつ。「心に残る言葉はたくさんいただいているのですが、一番印象に残っているのは、家に引きこもってしまったお子さんが、僕の絵を見て外に出られるようになったと教えていただいたことです」。Yosiさんの絵を見て励まされた人がいるように、絵描きの彼もまた、その話を聞いて嬉しくもあり、自信になったことだろう。

今年の10月には天神ロフトでも展示会を実施。近くで見ると、より新たな感動が得られそうだ。

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