特集

住まい特集 心地のいい部屋作り、始めましょ。

子供が独立して家を出たり、定年退職を迎えたりと、新たなライフステージを迎える方も多いぐらんざ世代。
趣味の時間や夫婦水入らずの時間を心地良く過ごしたいもの。
整理収納とインテリアを見直して、心地のいい部屋作りを始めませんか?

教えてくれたのは
アトリエENN
インテリアコーディネーター

堀川ゆかりさん
http://kurashi-jyuku.com/

整理収納

人生長く生きれば、思い出とともに多くのものが増えていきます。
お部屋作りに入る前に、まずはものの整理から始めましょう。

断捨離のコツは?

 ぐらんざ読者の中には、思い出を大切にするように、物を大事にする方も多いのではないでしょうか。生活パターンが違えば、物に対する価値観も人それぞれなので、断捨離のやり方も一概にはいえません。今後は家事を少なくして自分の時間を持ちたい人であれば、余計なものは置かず、増やさないという基準を。一方、趣味のコレクションを大切にしたい人であれば、収納する家具を増やしてみるのも良いかもしれません。まずは断捨離を進める前に、何に重きを置くか基準を決めておくと進めやすいでしょう。

 しかし、いざ断捨離を始めようとしても、ものがあふれてなかなか進まないという人は多いはず。そんな方へご提案──。
“ココに入るものだけにしよう”
収納する場所や範囲を決め、そこに入るだけしか持たないことです。そうすれば、自ずと優先順位が決まるので、取捨選択のラインが明確になります。

 さらに可能であれば、“7割収納”を心掛けてみませんか?心と同じように収納にもゆとりを持たせることで、急にものが増えた場合でも臨機応変に対応できるはず。

 可能な範囲、無理のない程度から少しずつ整えていきましょう。

収納テクニックを伝授!

収納のポイントは、出し入れのアクションを少なくすることです。例えば、箱の中のそのまた箱の中に収納するといったような手間がかかると、その内きちんと収納することが億劫になり、なかなか長続きしません。アクション数を極力抑えることで、ものを見つけやすく、使いやすくもなるでしょう。

押入れ・クローゼットの場合

“もの”を収納しにくい押入れは?

そもそも押入れは布団を収納するために設計されているので、奥行があり、取り出しにくいことが多数!そこで、棚にキャスターを付けて出し入れしやすくするとともに、その棚の奥に季節もののストーブや扇風機を収納すると奥行も活かせて◎。

湿気が多い日本では、住まいの湿気に悩まされている人も多数!キャスターを付けると棚下に空気の通り道ができるので、下にたまりがちな湿気対策にも◎。

こんなハンガーおすすめ♪

薄くて軽いハンガーは、厚みがあるものよりクローゼットに多く収納できる。さらに、肩掛け部分が丸みを帯びていると型崩れしにくく、ゴム製ですべり防止にも◎。

キッチンの場合

フライパンは立てて収納

ものが取り出しやすいように立てられるものは立てて収納。書類立てを利用しても◎。
フライパンの他にもお玉などの調理器具は、油汚れなどがつかないように棚に直しておく方がベター。
①脚立がないと届かないような上段には使用頻度が少ないものを
②見える場所は最低限のものだけに
③キッチンで使うものだけを収納

キッチンの場合

リバウンドなく続けるには?

 生活している以上、ものは自然と増えていくもの。新しいものを購入する際は、次のことを考慮し、時には踏みとどまることも大切かもしれません。
①収納する場所はある?
②買った後はどのようにして使う?
③これを残すと残された家族が困らない?
 また、整理収納を継続して行うには、常に見直しが必要です。趣味や嗜好、生活パターンが変化すれば、その都度部屋も見直し、必要に合わせて取捨選択していきましょう。

インテリア

子供が巣立ち、大人だけの暮らしになったイマ。
お洒落な部屋に変えるチャンスです。
お洒落に見える、インテリアのコツをご紹介します。

Point

どんなテーマがいいのかわからなければ、インテリア雑誌などを見て研究するといいですよ!

テーマを決めよう

 やみくもにお洒落な物を買い集めても、統一感がなくチグハグになりがち。まずは、自分がどんな部屋が好きなのか、どんな部屋だと心地がいいのかを探しましょう。和?モダン?エレガント?部屋のテーマを決めることから始めることが大切。テーマにあったトータルコーディネートが、お洒落な部屋への鍵となります。

部屋の写真を撮影する

 現状の自宅の部屋の写真を撮影すると、一歩ひいて客観的に部屋のことを分析することができます。その上で、雑誌などで見つけたお気に入りのコーディネートの写真と自分の部屋の写真を見比べてみてください。憧れの部屋と比べて、何が不足していて、何が余計なものなのかが見えてきます。少しずつ二つの部屋を近づけていきましょう。

面積が大きなものを変える

 カーペットやカーテン、壁紙など部屋に占める面積が大きなものを変えることが、好みの部屋に変える近道。また、床の色を変えたいときなども、最近は精巧にできたフロアシートもありますので、床を張り替えするよりも気軽に雰囲気を変えることができますよ。

観葉植物を置く

 グリーンがあるだけで、お洒落で余裕がある部屋に見えます。ポイントは、高さが170cmくらいある背の高い植物、120cmくらいの植物、小さい植物と大きさの違うものを置くこと。高さがあるものは部屋の奥に、中くらいのものは手前に置き、小さいものは点在させると、部屋に奥行が出て広く見えます。

more point
ちょっとしたコツで、部屋はもっとお洒落に!

色の配色は3色まで

インテリアに使う色は、できるだけ3色までに絞るとまとまりのある部屋に見えます。「この色とこの色が合う」というよりも、色の明るさや濃淡を合わせることが大切です。淡い色でコーディネートするのか、ビビットな色でコーディネートするのかでイメージががらっと変わりますよ。

インテリアにおける配色構成

ベースカラー ▶ 70%

床や壁、天井など最も広い部分など部屋の背景を作る色。飽きのこないニュートラルカラーがおすすめ。

アソートカラー ▶ 25%

ソファーやテーブルなどの家具の色で、ベースカラーとアクセントカラーを繋げる補佐的な役割の色のこと。

アクセントカラー ▶ 5%

少量でも部屋の印象を決め、特徴づける空間のアクセントとなる色。クッションやオブジェなどの小物に使いましょう。鮮やかな色はもちろんですが、柔らかい色でもベース、アソートカラーと対照的な色ならアクセントカラーになります。

アートやオブジェを飾る

 アートやオブジェがあると、それだけで部屋の美的センスがグンとUP。複数配置する場合は、左右対称に並べたり、高さの順に置くなど規則性を持たせるとバランスよく見えます。絵画を飾る場合は、棚に置くよりも壁にかけた方が掃除がラク。

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